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rago1975の部屋

このブログは管理人が個人的に興味がある事項を書き留めておくメモみたいなものです。当面は、Manjaro Linux関係の記事が中心になります。

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Mirrorlist の使い方(Manjaro Linux)

Manjaro Linuxでは、どのミラーサーバーにアクセスするか、というのを /etc/pacman.d/mirrorlist というファイルで定義しています。例えば、sudo pacman -Syu というコマンドを実行すると、このファイルに書かれている、ミラーサーバーのリストの上の方から順に、パッケージのダウンロードを試みます。
mirrorlist のファイル内に書かれているサーバーの例:
## Location  : Japan
## Time      : 0.085
## Last Sync : 0:23
Server = http://ftp.tsukuba.wide.ad.jp/Linux/manjaro/stable/$repo/$arch
ここで、$repo はリポジトリを表す変数(core、extra、community、multilib)、$archはプロセッサのタイプを表す変数(x68_84、i686)を表します。
もちろん手動で(エディタを使って)リスト内のサーバーの順位を入れ替えることはできますが、通常は、pacman-mirrorsというコマンドを使います。(pacman-mirrorlist というパッケージがインストールされていることが前提です。通常はシステムのインストール時に入っています。)
sudo pacman-mirrors -g
ここで、mirrorlistファイルを更新するためには、-gオプションが必要になります。

さて、manjaro ではstable、testing、unstableの3つのブランチが用意されています。デフォルトではstableですが、testing、unstableへのアクセスも可能です。どのブランチにアクセスするかは、実は/etc/pacman.d/mirrorlistで設定することになります。unstableにアクセスしたい場合、次のようにpacman-mirrorsを使用します。 -b オプションでブランチを指定します。
sudo pacman-mirrors -g -b unstable
あるいは、/etc/pacman-mirrors.conf をroot権限で編集し、5行目くらいの"Branch=" という変数の値をunstableに書き換えます。

(参考)
https://wiki.manjaro.org/index.php?title=Access_the_Unstable_Repositories
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Manjaro LXQt -0.8.12 日本語 (x86_64)

LXQt 0.9.0を搭載した、日本語入力に対応したバージョンのISOイメージを公開しました。Sourceforge.netに置いています。

・Fcitx-mozcで、日本語入力ができます。
・ブラウザとして、qt5ベースのqupzillaをプリインストールしています。もちろん、インストール後にFirefox等をインストールすることは容易にできます。
・オフィススイート、pop3対応メールクライアントは、プリインストールされていません。もちろん、インストール後にlibreoffice-still、sylpheed等を容易にインストールできます。

Manjaro Xfce-0.8.12 日本語(x86_64) (ManjaroJP)

ダウンロードページ(Sourceforge JP)
本当は、もう少し早く公開する予定だったのですが、トラブルやミスがあり、今日になってしまいました。i686については、順次、作成して公開します。

今回、ビルドに使用したツール(Manjaro-tools)を変更した影響で、インストーラーがCalamaresに変更になっています。ちょっと、まだ使いづらい感じがあります(翻訳含めて)。インストーラーのウィンドウは最大化して使用することをおすすめします。
Calamaresの場合、マシンに1GB以上のメモリが搭載されていることが必須になります。(それ以下の場合、多分、途中で止まります。)また、インストール後「Manjaro 0.90のインストールに成功しました」みたいなメッセージが出ますが、気にしないでください。

2月14日のアップデートについて(Manjaro Linux)

Manjaro Linux のstable ブランチのアップデートがありました。forumでのスレはこちら
いくつかの注意すべき点です。

  • Libreoffice について、これまで、writer、calc などで分割されていたパッケージが統合されました。パッケージとしてはlibreoffice-fresh とlibreoffice-stillの2種類になります。
  • KDEをベースとしたパッケージ(例えば、kate エディタなど)で設定ファイルの場所(ディレクトリ)が変更になっています。
  • いつの間にか、palemoon-bin (firefoxベースのブラウザ、私も愛用しています。)がmanjaroの公式リポジトリに入っていました。

 特にKDE関係では、色々大きな変更があっているみたいなので、forumの該当スレを注意して見といたほうが良いと思います。

Manjaro Linux 0.8.12 リリース

公私ともにバタバタしていて、フォロー出来ていないのですが、先週末にManjaro Linux 0.8.12がリリースされました。
0.8.11から2ヶ月という、短いスパンでのリリースになりました。
今回のリリースは、主にメンテナンス的なものと位置づけされています。

あと、今回、Manjaro-toolsというパッケージが含まれています。manjaro-toolsの具体的な説明がforumのスレッドでされています。使い方はよくわからないのですが、機能の一つにbuildisoが含まれています。
これまで、manjaroisoというツールがあって、このツールを使えば、自分好みのカスタムなディストリビューションlive DVDイメージを作成することができた(ManjaroJPはこのツールで作成されています。本ブログでの説明)のですが、おそらくその後継だと考えられます。
このあたりは、いずれ、時間のあるときにもう少し書きたいと思います。

プロフィール

HN:
rago1975 (Takefumi Nagata)
HP:
性別:
男性
自己紹介:
熊本在住の一般人です。Manjaro Linux関係の翻訳などを少々やっています。
twitter: https://twitter.com/rago1975

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