Manjaro Linuxの0.8.11リリースに際して、LXQtデスクトップのパッケージがManjaroの公式リポジトリに入りました。
それに関連して、Manjaro コミュニティでは、LXQtデスクトップ環境の構築について、色々議論がされています。(例えば
ここ。)
LXDEからLXQtが派生した経緯もあり、LXQtではできるだけGTK+パッケージは使用したくない、また、KDEのコンポーネントも(重くなるので)使用したくない、という声も聞こえます。その心情は理解できますが、qtベースのもので使い勝手が良いオフィス、メーラーがなかなか無いのも実情です。LXQtの開発は活発ですが、まだ不安定さを残しています。
とはいえ、Manjaro LXQt コミュニティ版の最新のテスト版は、
こちらから入手できます。
日本語版ですか? とりあえず作りましたので
sourceforge.netに置いておきます。特長はこんなものです。
・ Fcitx-mozcによりインストール直後から日本語入力可能。
・ ブラウザ: qupzilla 1.8.5-1
・ その他、主にqtベースのアプリケーション
・ Libreoffice 、POP3対応メーラーについては未インストール。
など
現時点で、Octopi-notifier(パッケージ管理の通知を行うもの)がシステムトレイ上に表示されない不具合を確認しています。
このように、まだ不安定さが残るLXQtですが、近い将来、もう少し話題になるかもしれません。
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