忍者ブログ
Home > 記事一覧

rago1975の部屋

このブログは管理人が個人的に興味がある事項を書き留めておくメモみたいなものです。当面は、Manjaro Linux関係の記事が中心になります。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


12月25日のアップデートについて(Manjaro Linux)

12月25日にManjaro のパッケージのアップデート(stable)があったのですが、
manjaro-systemのアップデートの際の、署名の更新について、
以下のエラーメッセージが出る場合があります。
(Manjaro JPのもので、端末上で更新作業行った場合、確実に出ます。)
(実際のエラーメッセージは設定している言語になります。)

gpg: connecting dirmngr at '/root/.gnupg/S.dirmngr' failed: IPC connect call failed
gpg: keyserver receive failed: No dirmngr
==> ERROR: Remote key not fetched correctly from keyserver.

このエラーは、無視しても、先に進むことができます。
また、アップデートの前に、以下の操作で回避できます。
sudo mkdir -p /root/.gnupg

この問題の解説については、いずれ書きたいと思います。
PR

Manjaro Xfce-0.8.11 日本語(x86_64) (Manjaro JP プロジェクト)

とりあえず、作成・リリースしました。

Manjaro Xfce 0.8.11においては、「日本語を選択すると、デスクトップがクラッシュする問題」が公式の方で解決されましたので、このプロジェクトの存在理由の半分以上が消滅しましたが(それはもちろん良いことである。)、敢えてこの日本語版の特長を挙げるとすれば、

  • Fcitx-Mozcが設定済みで、システムのインストール直後から日本語入力ができる。
  • Firefox、Libreoffice の日本語バージョンがインストール済み。
  • Sylpheed等搭載
  • その他

ということになります。

Manjaro Linux 0.8.11 リリース

Manjaro Linux の最新バージョン 0.8.11 がリリースされました。(リリースコメント
0.8.10 から約半年も間が開いてしまったのですが、Manjaro Settings Manager、パッケージマネージャー(Pamac)などのGUIツールの大幅な改良がなされており、外観も変更が加えられています。
先日、記載したOpenRCについては、一応公式にサポートするかたちになったもようです。

あと、これは日本のユーザーに関係する話ですが、ttf-droidフォントがプリインストールされており、日本語を選択してもデスクトップがクラッシュしなくなりました。インストール時に日本語を選択しても、(デスクトップの表示に関しては)ほとんどストレスを感じないレベルだと思います。

これを機に、より多くのユーザーに触れていただきたいと思います。

Manjaro OpenRC プロジェクト

LinuxのinitシステムにおけるSystemd(ウィキペディアの記事)に関する議論は、未だ色々なところで引き起こされており、時にはLinux関連のコミュニティにおいて深刻な亀裂を生じることもあります(参照)。Manjaro Linuxでは派生元のArch LinuxがSystemdを採用しているため、Manjaroも公式にはSystemdを採用しています。

それに対して、Manjaroのコミュニティのメンバーの中には、Systemdに依らないシステムの構築を模索する人がいて、彼らを中心にManjaro OpenRC プロジェクトが進行しています。
OpenRCはgentooのコミュニティのメンバーによってメンテナンスされているinitシステムであり、system V init に基づいています(Manjaro wiki)。

このたび、Manjaro のOpenRCエディション(コミュニティ・エディション)がリリースされました(Forumの投稿その1その2)。Manjaroの中では、一つの非公式オプションという位置づけみたいですが、今後の進捗には興味があるところです。

LXQt 0.8.0 リリース

個人的に、現在最も注目しているデスクトップ環境にLXDE-Qt (LXQt) があるのですが、その最新版 0.8.0 がリリースされました。(公式サイト
Manjaroでは、パケージがgitバージョンで未だ公式リポジトリに入っておらず、AURでの扱いになっていましたが、コミュニティの有志により、LXQtの独自リポジトリが建てられました。(Forumでのスレッド
64bitバージョンの場合、root権限で /etc/pacman.conf を編集し、以下の2行を追加すれば、公式パッケージと同様に、pacmanコマンドでパッケージのインストールを行うことができます。
[repolxqt]
SigLevel = Optional TrustAll
Server = https://sourceforge.net/projects/repolxqt/files/x86_64/

プロフィール

HN:
rago1975 (Takefumi Nagata)
HP:
性別:
男性
自己紹介:
熊本在住の一般人です。Manjaro Linux関係の翻訳などを少々やっています。
twitter: https://twitter.com/rago1975

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

P R