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rago1975の部屋

このブログは管理人が個人的に興味がある事項を書き留めておくメモみたいなものです。当面は、Manjaro Linux関係の記事が中心になります。

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10月11日のアップデートについて(Manjaro Linux)

10月11日にManjaroのアップデートがありました。公式blogでの発表はここ。公式Forumでのスレッドはここ
今回のアップデートは0.8.10では最後のものだとされています。(つまり、次回は0.8.11のリリースということになる。)

私は、最初、GUIのパッケージマネージャーであるpamacで操作しようとしましたが、以下のエラーが出ました。
'pacman': transaction not initialized'manjaro-system': transaction not initializedTrying this commands:
なので、端末上で以下のコマンドで操作することにより、スムーズにアップデート出来ました。
sudo pacman -Syyuu
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Manjaro JP の活動について

8月にManjaro Linuxの日本語対応版のisoイメージを公開(Sourceforge.jp、及びSourceforge.net)しました。全然宣伝していないのですが、合わせて80ダウンロードぐらいです。
Manjaro JPの次期リリースについては、本家の次期バージョンのリリースに合わせて行いたいと考えています。
Manjaro Linuxについては、(これまでのリリース間隔を考えると)10月中に0.8.11が出るのではないかと思うのですが、Manjaro JPもそれに合わせることになると思います。

Xfce


Xfceの「日本語でインストールしたらデスクトップがクラッシュする問題」については、私自身、何度か公式forumに意見しているのですが、次期リリースで直る見込みではありません。したがって、XfceはManjaro JPで必ず出します。入力メソッドはfcitx-mozc、デスクトップのフォントは「源ノ角ゴシック」(いつの間にか公式リポジトリに入っていた)あるいは「Droid sans fallback」にすることを検討しています。悩ましいのは、プリインストールするアプリの選択で、例えば本家はメーラーとしてThunderbirdだけど、国内向けにはsylpheedのほうが良くね?とか、そういう話です。

KDE / Openbox

Manjaroは公式には、Xfceの他にKDE、Openboxの各エディションを配布しています。Manjaro開発チームの中では、KDE、Xfce、Openboxを3種類を揃えることで、重要DE、中間、軽量DEに対応する、という考えがあるみたいです。
ただ、Manjaro JPの話になると、KDEは私の仮想環境では上手く動作せず、また、どちらかというとManjaroに軽量性を期待するユーザーが主流の中でKDEの需要があるのかわからない、ということもあり、KDEは現在未着手であり、リリースの目処はありません。

Openboxは、日本語入力の設定は、実際はXfceと同じで以前書いたとおり。ただ、Openboxの場合、ttf-droidが入っているので、言語を日本語にしてもクラッシュしません。また、言語を日本語にしても右クリックメニューは英語という仕様だったり、カスタマイズのために自分で設定ファイルを編集する場面が多くなる等、Fcitxのプリインストールによるメリットが、あまり感じられないと思います。したがって、Openboxもリリースの予定はありません。


Community Edition

その他、Community Edition からは、Gnome系としてMateでのリリースを引き続き考えています。これは個人的な好みの問題になりますが、Mateのほうが使いやすいと思います。また、Cinnamonの端末(gnome-terminal)はManjaro ではFcitxとの相性があまり良くないように見えます。(なぜか、Manjaro Cinnamon Editionでは、端末上で日本語入力が上手く行かない)

その他は、LXDEかLXqtでのリリースを検討しています。LXDEは一応試作しています。LXqtはコンポーネントがAURパッケージなので、今後の状況を見ながら検討することになります。




8月29日のアップデートについて(Manjaro Linux)

Manjaro のstableのアップデートが8月29日に行われました。Forumでの発表はこちら
今回のアップデートでは、LibreofficeがLibreoffice-fresh(最新版)とLibreoffice-still(安定版)の2つのブランチに分離したことを受け、Manjaroのstableでは、LibreofficeがLibreoffice-stillに置き換わる形になっています。
少しややこしいのは、これからManjaro 0.8.10をインストールする人たちで、彼らはインストール後すぐに、pacman -SyuコマンドでLibreofficeを置き換える作業が必要になります。
Manjaro JPにおいては、このことで、Manjaro-settings-managerで日本語パッケージを入れることができなくなっています。(手動でlibreoffice-still-jaを入れる必要が出てきました。)
今後、対応を検討します。

Manjaro の次期インストーラー、Calamares

Manjaro Linuxは、インストーラーとしてAntergosのCnchiからフォークしたthusというプログラムを使用しています。
現在、Manjaro の開発チームはthusに代わり、新たなインストーラーの開発を行っており、この間、そのテスト版が公開されました。詳細はこちら。これは、ディストリビューションに依らないCalamerasプロジェクトからのフォークになるみたいです。
ISOイメージ(バージョン 0.9.0-dev! )もダウンロードできるとのことで、私も試してみました。



外観はこのような感じで、一応、最後まですすめることができました。
パーティションを切るあたりとか、直感的に操作がわかりにくいところがまだありますが、今後に期待したいところです。



SourceForge.jpもはじめました。

先日、SourceForge.netのほうでISOイメージの公開しましたが、今回、その国内版というべき、SourceForge.jp でも、プロジェクトを開始しました。
http://sourceforge.jp/projects/manjaro-japan/
現在、ISOイメージしか置いていないのですが、日本向けの文書を整理して、アップしたいなとは思います。
私自身の能力と時間の問題で、ぼちぼちという感じになるかもしれませんが。

プロフィール

HN:
rago1975 (Takefumi Nagata)
HP:
性別:
男性
自己紹介:
熊本在住の一般人です。Manjaro Linux関係の翻訳などを少々やっています。
twitter: https://twitter.com/rago1975

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