OSDNのほうでも掲載しましたが、OSDN等から配布しているManjaro LXQt-0.8.13 日本語(以下LXQt日本語版と表現します。)につきまして、パッケージマネージャーpacman の設定ファイル(/etc/pacman.conf)内に適切とは言えない記述がありました。誠に申し訳ありません。
現在のところ不具合は発生していませんが、下記の方法で修正をおねがいします。 (次期リリースで修正する予定です。)
/etc/pacman.conf の修正(root権限で編集を行ってください)
- 27行目 "IgnorePkg" で始まる行をコメントアウトしてください。
- "Siglevel" の設定値が"Never"とされている箇所については、必要に応じて書き換えてください("Never"の場合、パッケージの署名は全て無効とされ、信頼されないパッケージがインストールされる恐れがあります。)
- Manjaroの公式版の場合、"Siglevel"の設定をOptionsセクション内(42行目あたり)に記載し、設定値を"Required DatabaseOptional" としています。
- 詳細は Archwikiの該当項 Archwikiの該当項 を参照してください。
このpacman.conf はコミュニティ版のLXQtの設定を流用しています。
コミュニティ版では、IgnorePkgで指定されているfontconfig、freetype2に該当するパッケージは独自リポジトリで提供していますので不具合は発生しません。
LXQt日本語版ではそのリポジトリを外しているので今後システムのアップデートで不具合が発生する可能性があります。
Siglevelに関しては、私はコミュニティ版の作者の考えはわからないのですが、セキュリティの観点からは"Never"とすべきではないと(私は)思います。
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