www.rago1975.net の管理に
processwire というCMSを使用しています。
processwire はCMSとして非常にシンプルで扱いやすかったのですが、最近管理画面のUIが意図したとおりに動作せず(例えば、テキストの入力画面でCKEditorが起動しないなど)、再インストールしたり、モジュールを入れ替えたりする等の作業を行ったけれども解決せず、辛くなっていました。(ついこないだ不調の原因が判明して、私が使用しているブラウザ(Palemoon)とJavascriptの相性の問題だったみたいです。)
それで、他に使いやすそうなCMSを試してみたりしました。
そんな中で見つけたのが
Mezzanine。Pythonで書かれているのが特徴です。processwireもそうですが、多くのCMSはPHPで書かれており、それらの多くがApacheでの動作をデフォルトとしています。Nginxだと設定が少し面倒くさくなります。その点Mezzanineはnginxの設定に関してはやや楽です。
Arch Linux + Nginx の組み合わせでMezzanine を導入する場合、まず、python、python-pip などのパッケージをインストールしておきます。(Arch Linuxの場合、python はpython3.x 系のことを指します。)
pipを使ってmezzanine をインストールします。この際、Django 等の依存Pythonパッケージもインストールされます。
sudo pip install mezzanine
適当なディレクトリ上で、以下のコマンドを実行します。
mezzanine-project myproject
cd myproject
myproject は任意の名前で構いません。
python manage.py createdb
このコマンドで、データベースが作成されます。ここで管理者のアカウント名とパスワード等が尋ねられます。
python manage.py runserver &
これで、ローカルホスト上の http://127.0.0.1:8000 にアクセスすると、ページが表示されます。
このあたりを参考にして、root 権限で /etc/nginc/nginx.cnf を編集します。nginx を再起動する(sudo systemctl restart nginx)とnginx で設定したサイトでページが表示されます。
Mezzanine は、基本的な機能は一応揃っています。ただ、テーマやテンプレートでフリーなものが少ないです。時間がてきたら、もう少しいじるかもしれません。
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