私は、Manjaro Linux上で作業するとき、Webブラウザとして、
Pale Moon (
Wikipedia)を使用しています。
Pale moonは非常に高速で、かつ安定に作動し、普段使うには重宝しています。しかし、Wikipediaに書かれたような欠点もあります。大きな点は、Firefoxでのアドオンを使用したい場合、いちいち互換性を確認しなければいけないことです。あと、最近では
twitterのショートムービーが再生できない場合があるという問題にも悩まされています。
というわけで、ちょっと別のブラウザを試してみようと思い、
Otter Browser を試してみました。Otter Browserはここの
紹介文にあるとおり、あのOpera(Presto時代)の再現を目指しているとのことです。 私も、Presto時代のOperaは愛用していました。また、個人的にはqt5を使用しているのもポイントです。
Manjaro Linuxでは
AURから入手できます。実際に使用してみると、サイドパネルの配置など、かつてのOperaの特徴を引き継いでいます。基本的なブラウジングの性能は問題なく、実用の域に達していると思います。Ad-blockは不完全ながらもブラウザ本体の機能として取り込まれています。デザイン・スキン類はこれから整備されるのではないかと思います。Twitterの動画も問題なく見れます。
あと、使用時に気になったこと(注意点)です。
- AURからインストールしただけでは、Youtubeなどの動画が見れません。gstreamer、gst-libav、gst-plugins-goodなどのパッケージを追加でインストールする必要があります。(参考1、参考2)
- ブックマーク周りは非常に使いづらいです。ブックマークのリストの編集はGUIっぽく操作するのが難しく、設定ファイル(テキストファイル)を直接編集する必要があります。
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